2018.09.13(木)
shoepara編集部 大嶋信之
2018年9月7日から9日まで、浅草文化観光センター(7階)にて行われた「シューメーカー五人展」に行ってきました。
この職人展は、2000年頃から靴製作を続ける、曽田耕さん、セツリュウさん、相馬紳二郎さん、野島孝介さん、増満兼太郎さんの5人の靴作家による合同展で、2004年(代官山)、2011年(勝どき)と7年ごとに行ってきたイベントの第3回目になります。
(フライヤー:シューフィル)
「シューメーカー五人展」
(9月7日~9日、浅草文化観光センター7階ホール)
2000年前後から手作り靴製作者として独自の活動を続けてきた5人の合同展。
出店靴作家(靴職人):
セツリュウ(SETSU)
相馬紳二郎(SOMA)
曽田耕(Ko)
野島孝介(吉靴房)
増満兼太郎(House)
期間:2018年09月7日~9日
時間:10:00 - 18:00
場所:浅草文化観光センター 7階ホール(東京都台東区雷門2-18-9)
主催:クツミライパートナーズ
「クツミライ交流会」
(9月9日午後6時半~9時、浅草文化観光センター5階会議室)
五人展のメンバーを中心に、様々な靴製作者などを囲み、それぞれの靴と製作にまつわる話を聞き、また、自由に意見を交換するひと時。平成NEXTの日本の靴づくりと靴製作生活の在り方を共に考え、新たなものづくりネットワークのきっかけに。
会場の浅草文化観光センター(東京都台東区雷門2-18-9)。
浅草駅から徒歩1分。雷門の真向かいにあります。
7階会場への案内。
「ハンドメイドの靴作家として活動する5人の製作者が一堂に会する靴の合同展示会です。実演も行います。お気軽にお立ち寄りください。」
7階展示ホールで行われました。
それぞれの作家さんのお客様やファンの方、靴づくりに関わる方々など、多くの来場者で賑わっていました。
5人の靴作家それぞれの新作から定番までの靴がずらりと並ぶ。
どれもハンドメイドならではの手の温もりを感じる靴、そして職人こだわりのオリジナリティ溢れるデザインが多く、目を引きます。
台東区は、革靴出荷数国内最大の”靴の街”、中でも浅草周辺は皮革産業、靴産業が国内で最も盛んな地域です。
台東区はそんな地場産業の発展を見据え、若手の職人のサポート・支援を続けています。
■クツミライ交流会
展示会最終日9日の午後6時半から、同会場の5階会議室にて、出店靴作家5人を囲み交流会が行われました。
靴づくりを学ぶ台東分校の学生さんやOBの方、すでに独立して靴づくりを商いとしている職人さんたちが集まりました。
今回出展された5人の靴作家さんたちの、靴づくりを志した経緯、靴づくりを始めてから現在までの経緯、自分のつくる靴へのこだわり、これから靴職人を志す学生さんへのアドバイスなど、とても有意義な時間になりました。また、日本の靴の未来についての意見交換も行われ、午後9時まで貴重なお話を伺うことができました。
(文・写真/shoepara編集部 大嶋信之)