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2022.08.28(日)
shoepara編集部 大嶋信之
<靴の街・浅草>展示イベント『靴の図書館』を訪れ、トークライブに参加いたしました。イベントが開催されている台東区浅草は、国内最大の革靴の産地として知られ、日本初の製靴工場が建築された地でもあります。 一昨年の2020年3月15日、日本の靴産業誕生150年を記念し、全日本革靴工業協同組合連合会の記念事業の一環として今年(3月15日)リバイバルされた「百靴事典(ひゃっかじてん)」の発行記念イベントでもあります。 7F展示スペースの会場入り口。 靴関連の書籍が1000冊以上展示されています。(閲覧自由) ちなみに、展示されている書籍のすべては、「百靴事典」発行元であるシューフィルの代表 城(たち)さんが、長い時間をかけて集めたコレクションだというから驚きです。 様々な欧州の有名ブランドの書籍。 「BALLY(バリー)」(1851年 スイス創業のシューズブランド)のコレクション集。 コンビカラーの紳士靴。 シームの形状とラインが美しい。 「The art of the shoe(Marie Josephe Bossan)」。 芸術的なシューズのコレクション。 貴重な国内の靴職人の書籍。 写真右下から「夢の靴職人」、「紳士靴を仕立てる」、「紳士靴の教科書」、「製靴書」、 右上から「トゥシューズのすべて」、「足と靴」、「理学療法士のための足と靴のみかた」、「紳士靴 完全バイブル」、「義肢装具士の一日」、「紳士靴を嗜む」・・etc 靴関連の漫画(マンガ)本。 こんなにあるのかと驚きでした。 壁には靴に関連する絵本。 その他、靴に関する書籍がびっちり。 目にとまった「Shoe Shoe PARADISE~靴が好き~/高田喜佐著」。 高田喜佐氏(1941-2006年)は、かつて活躍した日本を代表するシューズデザイナー。 彼女がデザインした魅力的な靴の数々。 レディースのパンプス。 面白いデザイン。 色鮮やかなサンダル。 ストラップに施された、ピンクのポイントアクセントがかわいい。 2022年3月15日、2004年にリリースされた国内唯一の靴用語事典「百靴事典(ひゃっかじてん)」が、リバイブされ全日本革靴工業協同組合連合会より再発行された。 「百靴事典」の執筆者である、大谷知子氏(靴ジャーナリスト)によるトークライブ。同館6F(展示会場の一つ下の階)で行われました。 本書が出来上がるまでの道のりと思い、リバイバルにあたり追加した語句の詳細や時代背景、今後の日本の靴産業への課題と期待を語られました。 大谷氏は海外取材の経験が豊富で、私が印象に残った話は、海外の靴生産と貿易状況と日本との違い、また、革製品とサステナブルの話。 特に、「一万年の旅路」という書籍(ネイティヴ・アメリカンの口承史)の中から、食べるために狩猟した動物の皮を、自ら唾液でなめし衣服に転用したという、今まで捨てられていた皮を、人類が初めて革として再利用した逸話がとても面白かった。(→早速本を購入してみた) トークライブ参加者全員に、「百靴事典」がテキスト代わりに無料配布されました。 収録されている用語数は、前作が1800語だったところ、今回約2000語に大幅アップされました。 ただ今回、協会(全日本革靴工業協同組合連合会)からの発行ということもあり、公共性の低い用語は少し削除し、新たに250~260用語を加え(特に貿易関連の用語を多く追加)、前作からあった用語のいくつかの説明文も、現代に合わせて変更したとのこと。 【番外編】 今回、弊社から2点、写真の協力をさせていただきました。 「甲木(こうぎ)」の写真。 写真は、「甲木切り靴型(こうぎきりくつがた)」と呼ばれる、甲の部分が外れる昔ながらの木型で、靴職人だった私の祖父が使っていたものです。 (関連記事:昔の木型-天然木製の「甲木切り型(甲切り型)」) 「半カラス(はんからす)」の写真。 半カラス仕上げとも呼ばれ、レザーソールを地面に触れない土踏まず部分のみ着色してエレガントに仕上げる技法です。 巻末の【画像提供・協力/取材協力】欄に、弊社(パラシューネット)の社名を載せていただきました。 残念なことに、現在のところ非売品となっていますが、 前作は以下アマゾンで電子書籍版または中古でお求めいただけます。 ▼電子版▼
(写真・文/shoepara編集部 大嶋信之) |
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