カテゴリ

  • 靴店(靴屋)、靴販売店
  • 履物店
  • 靴修理店
  • 靴磨き・レザーメンテンス専門店
  • その他修理(バッグ修理、合鍵作製など)
  • オーダーシューズ(オーダーメイドシューズ・ビスポークシューズ・注文靴・誂え靴)店、靴職人など
  • 靴通販店(Webショップなど)
  • IT・テクノロジー
  • 靴作り教室、靴の学校(スクール)、靴づくりワークショップ
  • 靴製造・靴卸売(靴メーカー、商社、靴問屋など)
  • 靴用品・靴資材・皮革
  • 靴業界のメディア(雑誌、出版社など)
  • 靴業界の協会・組合・団体
  • フットケア
  • バッグ・財布などの革製品、レザークラフト
  • ファッション・美容など
  • その他サービス

メールマガジン

無料メルマガに登録して
おトクな最新情報をゲット★
 
送信

新着ブログ 新着ブログ

ブログ読み込みエラー
しばらく経ってからアクセスしてみてください。

ブログ記事を無料で表示いたします
 

シューパラ公式SNS

■Facebook(フェイスブック)


■Twitter(ツイッター)

■LINE公式アカウント
shoepara LINE公式アカウント
LINE友だち追加

■Instagram(インスタグラム)
instagram-shoepara

instagram-SneakerFan

instagram-革靴FAN
クツミライパートナーズ
広告募集中

1日でモカシンシューズが作れるワークショップ「あなたもシューズクリエイター!」に参加させていただきました。靴づくり体験レポート。  

  • image1
2019年10月19日(土)、20日(日)の2日間、「革とモノづくりの祭典『浅草エーラウンド(A-round)2019 秋』」と同時開催された、1日でモカシンシューズが作れるワークショップ「あなたもシューズクリエイター!」に、10月20(日)参加させていただいたレポートです。
本ワークショップは、靴づくりを一日で体験できる人気ワークショップで、今回で11回目を数え、今までに177人のクリエイターが誕生しています。
筆者の祖父は靴職人で伯父と父は靴店経営だったのですが、恥ずかしながら今まで靴づくりの現場は多く見てきたのですが、一度も自身で靴を靴を作ったことがなかったため、参加させていただくことにしました。
今回は、浅草にある婦人靴メーカー「シャミオール」さんの本社工場にて行われました。

1日でモカシンシューズが作れるワークショップ「あなたもシューズクリエイター!」フライヤー
1日でモカシンシューズが作れるワークショップ「あなたもシューズクリエイター!」フライヤー

「The Shoe Work Shop(ザ・シューワークショップ)」(中野区南台4-30-11/京王線「笹塚駅」徒歩10分)
The Shoe Work Shop(ザ・シューワークショップ)」(中野区南台4-30-11/京王線「笹塚駅」徒歩10分)
靴を作る前に、事前に自分のサイズを確認しておくと作業がスムーズとのことで、ワークショップが行われる前に、主催者「あなたもシューズクリエイター!」事務局の末光宏さんの営むショップ「The Shoe Work Shop」へ伺い、フィッティング(サイズ合わせ)を行いました。
末光さんは、ビスポークシューズ職人として同店を経営されている靴づくりのプロで、木型のノウハウから素材へのこだわり、靴づくりの手法など、靴づくりに関することを日々研究されています。

各サイズのサンプルシューズ/あなたもシューズクリエイター!
各サイズのサンプルシューズ。
サイズは、XXS(20.5~21cm)、XS(21.5~22cm)、SS(22.5~23cm)、S(23.5~24cm)、M(24.5~25cm)、L(25.5~26cm)、LL(26.5~27cm)、XL (27.5~28cm)の8サイズ(男女兼用)から選ぶことができます。

試し履き/あなたもシューズクリエイター!
私は、普段革靴では27.0cmを履き、ナイキなどのスニーカーでは29.0cmを履きますので、最初はXL (27.5~28cm)を試してみましたが、ややゆるい印象でした。
ひとつ下のサイズのLL(26.5~27cm)を履いたところ、ややきつめ~ぴったりな感じでしたのでLL(26.5~27cm)に決めました。
ですので、サイズ選びの目安は、スニーカーサイズではなく、国内の革靴サイズでOKだと思います。

甲革素材の選定/あなたもシューズクリエイター!
次は、甲革素材の選定です。
今回はシャミオールさんの協力もあって、様々な革が用意されていました。
国産の革で作りたかったので、国産の革の中から、自分の好きな色でもあるターコイズブルーのシュリンクレザーに決めました。
今回は婦人靴用の革でどれも厚みがないため、ライニング(裏地)も決める必要がありましたので、ライニングも国産のものにしました。

台東区東浅草にある婦人靴メーカー「シャミオール」さんの本社工場/あなたもシューズクリエイター!
10月20日(日)ワークショップ当日。
台東区東浅草にある婦人靴メーカー「シャミオール」さんの本社工場。

「あなたもシューズクリエイター!」の看板
「あなたもシューズクリエイター!」のかわいい看板が置かれていました。
本社横の階段で3階へ。

作業工程表/あなたもシューズクリエイター!
作業場に入ると張り出されていた、一日の作業工程表。
作業内容と注意点などが記載されている。

【作業工程】
1、型入れ・印つけ
2、裁断
3、貼り合わせ
4、穴あけ
5、縫い 踵
6、金具
7、縫い 本体
8、成形
9、接着剤 塗り
10、圧着
11、仕上げ

朝9時に開始し、午後6時までに終わらせる予定で作業します。
事前にフィッティングと素材決めを行っていた方は、1~3はスタッフが用意してくれているので、4(穴あけ)からスタートできスムーズです。
当日の方は、1から行う必要があるので大変です。
私は事前にフィッティングと素材決めを済ませていたので、4(穴あけ)からスタートです。

末光宏さん(The Shoe work Shop)の靴/あなたもシューズクリエイター!
末光宏さん(The Shoe work Shop)の靴。
一日でこの靴を作り上げることが目標!
(でも正直、一日でできるかちょっぴり不安・・・汗)
ってか、末光さん足大きっっ!!聞くとXL サイズ(27.5~28cm) !!

各参加者用に配布された材料一式/あなたもシューズクリエイター!
各参加者用に配布された材料一式。型紙とアッパー素材。

甲素材/あなたもシューズクリエイター!
スタッフにより事前に裁断されライニングも貼り合わせている。

縫い穴の印付け/あなたもシューズクリエイター!
型紙に合わせ、縫い穴の印を付けていく。
「目押し(めおし)」と呼ばれる工具で、グリッと押して小さな凹み穴の印を付ける。

踵部分のパーツをカット/あなたもシューズクリエイター!
次に踵部分のパーツをカットする。
カットしたパーツを二重に貼り合わせ、かかと部分を補強する。
レザー用カッターでカットするのだが、これが意外と難しい。
綺麗に曲線を切れずジグザグに…(笑)

縫い穴を開けていく/あなたもシューズクリエイター!
先程つけた印に合わせて、縫い穴を開けていく。
ポンポンと呼ばれるハンマーでトントンたたいて開けていく。
作業班でご一緒した主婦のメンバーさん曰く、「この作業、すっごい気持ちがいい!」(笑)

ワークショップ作業場の様子/あなたもシューズクリエイター!
ワークショップ作業場の様子。
靴づくり経験のあるスタッフの方のサポートのもと、皆さん真剣に取り組む。

踵のパーツに、縫い穴の印を付ける工程/あなたもシューズクリエイター!
他の参加者さんの作業の様子。
踵のパーツに、縫い穴の印を付ける工程。

貼り合わせ作業工程/あなたもシューズクリエイター!
3(貼り合わせ)の作業工程。
手前は、底部分のパーツにソールを接着するための中底を接着している様子。
奥は、表革と裏革の両面に接着剤を塗っている様子。
専用の接着剤を両面に塗って、すこし乾燥させたところを圧着して貼り合わせます。

接着剤で貼り合わせた表革とライニング(裏革)を、ミシンで縫い合わせる末光宏さん/あなたもシューズクリエイター!
接着剤で貼り合わせた表革とライニング(裏革)を、ミシンで縫い合わせる末光さん。
手回し式のビンテージもののミシンだ。

ガラスケース/あなたもシューズクリエイター!
作業場横に置かれたガラスケース。
今までのワークショップで作られた靴のサンプルが展示されていた。

穴あけ作業が終わったパーツ一式/あなたもシューズクリエイター!
穴あけ作業が終わったパーツ一式。

鳩目(ハトメ)付け/あなたもシューズクリエイター!
羽根の部分のシューレース(靴紐)を通す鳩目(ハトメ)を専用工具を使って取り付ける。

縫い糸を通していく/あなたもシューズクリエイター!
縫い糸を通していく。縫い糸は数ある種類から好みの色を選ぶことが出来る。

穴飾り(メダリオン)/あなたもシューズクリエイター!
全ての甲革パーツの中で、唯一二枚重ねになっている箇所のかかと部分。
縫っている最中、二枚重ねになっている箇所を生かせないかと思い、マニュアルにはないが穴飾り(メダリオン)を入れたくなってしまった。
いったん剥がして上の革に、たまたま持参していたパンチでメダリオンを入れて、再接着し縫い合わせました。

カシメ付け/あなたもシューズクリエイター!
羽根部分と甲部分のパーツをカシメで留める。
通常のカシメと、オシャレにもジーパンのカシメが用意されていたので、ジーンズのカシメをチョイス!
これまたビンテージもの?の専用機械で留める。

モカ手縫い/あなたもシューズクリエイター!
モカシンブーツの要、モカ部分を手縫いしていく。
縫い穴を間違えぬよう神経を使う。
通す穴を間違えてしまうと、遡ってやり直さなくてはならない!
しかし、縫い続けていく中、なかなか靴のかたちならず、これで本当に合っているのかと少し不安になる…

モカ手縫いの締め付け/あなたもシューズクリエイター!
途中で何度かゆるみを締めながら縫っていき、最後に何回か締めて、履いた後緩まぬようしっかり締め付ける。
この繰り返しが結構根気のいるキツい作業。
ただ紐の緩みを締めれば締めるほど、あら不思議、靴のかたちなっていく…ちょっと安心(^^)

木型を装着する「スリップラスティング製法」/あなたもシューズクリエイター!
縫い終わってできあがったアッパーに、木型を装着する。
木型を滑らせて脱着する「スリップラスティング製法」と呼ばれる製法だ。

木型台に木型と靴をセット「スリップラスティング製法」/あなたもシューズクリエイター!
木型台に木型と靴をセットする。

木型にはめ込む「スリップラスティング製法」/あなたもシューズクリエイター!
靴べらのようなものをかかとに挿入し、スルッと木型にはめ込む。

木型が入った状態のアッパー「スリップラスティング製法」/あなたもシューズクリエイター!
木型が入った状態のアッパー。
平らだったアッパーが、立体的な靴のかたちになった、ちょっぴり嬉しい瞬間だ。

木型に馴染ませる/あなたもシューズクリエイター!
アッパーを木型に馴染ませるため、ポンポンでたたく。

ポンポンでたたいて木型に馴染ませる/あなたもシューズクリエイター!
特に、かかと部分からソールまわりをたたいて、アッパーを木型の形状に馴染ませる。

中底に接着剤を塗り込む/あなたもシューズクリエイター!
中底に、ソールを貼り合わせるために接着剤を塗り込む。
一度塗ったら少し乾燥させ、もう一度塗る(二度塗り)。
ソールの接着面も同じように、接着剤を塗って乾燥させる。
ソールは、国産スポンジソール(黒)と、イタリア製軽量ラバーソール(白)から選べる。
私は、イタリア製の白ソールを選択した。

底付け工程。靴郎堂本店(シューピクニック)の佐藤いちろうさん/あなたもシューズクリエイター!
底付け工程。
ソールを温め、乾いたボンドを再溶解させ、手作業で正確な位置に圧着し、最後に専用機械でしっかり圧着する。
作業するのは、靴郎堂本店(シューピクニック)の佐藤いちろうさん。

底付けが完了した靴/あなたもシューズクリエイター!
底付けが完了した靴。
木型を抜いてようやく靴のかたちになって、疲れも吹き飛ぶ感激の瞬間。
すでに時間は午後5時くらいだったと思う。

「You are ShoesCreator!」刻印した中敷きを、接着剤で貼る/あなたもシューズクリエイター!
自身で「You are Shoes Creator!」の刻印を押した中敷きを、接着剤で貼る。

完成したモカシンシューズ/あなたもシューズクリエイター!
靴紐を通して完成!
靴紐は白とブラウンが用意されていて、靴のカラーに合わせて選ぶことができる。
写真は作業したグループの方それぞれの完成したモカシンシューズ。
写真右が私の作品。真ん中(レディース)のイエローと紺のコンビカラーにホワイトステッチとホワイトソールが素敵な組み合わせ、左(レディース)は柄の付いたヌバックにグリーンステッチとブラウンソールが上品に仕上がりました。

実際に履いてみたモカシンシューズ/あなたもシューズクリエイター!
実際に履いてみた様子。
サイズもちょうどよく、アッパーも柔らかで履き心地も良い。

他の参加者さんのモカシンシューズ/あなたもシューズクリエイター!
他の参加者さんの靴。
パーツごとに違うレザーを使った、オシャレなデザイン!しかも左右非対称!イケてるッ!!

かかと部分のクロコダイル型押しレザー/あなたもシューズクリエイター!
かかと部分には、クロコダイル型押しレザーを使用。
全てがアニマル柄レザーで超ワイルド!

BagNumber編集長 川崎智枝さんの作品(モカシンシューズ)/あなたもシューズクリエイター!
参加者の一人、BagNumber編集長 川崎智枝さんの靴。
ラメのクロコダイル型押レザーとホワイトソールの組み合わせがとても素敵!

シューシャイナー(靴磨き職人)の坂爪亮介さんの作品(モカシンシューズ)/あなたもシューズクリエイター!
参加者の一人、シューシャイナー(靴磨き職人)の坂爪亮介さんの作品。
すべて白の素材を用いた統一感がGOOD!

【出来上がったマイシューズ】

出来上がったモカシンシューズ/あなたもシューズクリエイター!
ターコイズブルーのシュリンクレザーにブラウンの縫い糸とシューレース(靴紐)、ホワイトソールを組み合わせてみました。
ジーパンに使われるカシメを使ったモカシンシューズ/あなたもシューズクリエイター!
通常ジーパンに使われるカシメを、使っているのがポイント!
かかと部のメダリオン(穴飾り)/あなたもシューズクリエイター!
かかとに入れたメダリオン。(※イレギュラーです。)

You are Shoes Creator!刻印中敷き/あなたもシューズクリエイター!
「You are Shoes Creator!」ロゴ刻印の中敷き。
今回は、訳あってマイ刻印を持参させていただきダブルネームにしました。(※イレギュラーです。)

「You are Shoes Creator!」タグ/あなたもシューズクリエイター!
最後に、アッパーと同じレザーを使ってタグを作りました。

【感想】
今回、スタッフの方々の丁寧なサポートもあり、不器用ながら一日でなんとか作り上げることができました。
スタッフの皆さん、そして一緒に作業してくれた参加者の皆様、本当にありがとうございました。
主催者の方に伺ったところ、以前は材料の調達からスタートして、丸一日かけて行われていたそうです。
浅草という土地柄、材料屋さんが近隣に集まっているからできるのだそうで、こんな場所は世界でも珍しいとのこと。
初めて靴を作ってみて感じたことは、平面だった革が、立体になって靴になっていく過程がたまらなく面白かったです。
特に、底付けが完了し靴になった瞬間は、疲れも吹き飛ぶ達成感のような感激を覚えました。
靴づくりを体験されたい方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
どなたでも1日でマイシューズが作れちゃいます!

「あなたもシューズクリエイター!」公式サイト
https://www.youareshoescreator.tokyo/

「あなたもシューズクリエイター!」公式フェイスブック
https://www.facebook.com/shoescreator/

(文・写真 shoepara編集部 大嶋信之)