足の匂いと靴の問題
靴にまつわることでずっと悩んでいたことがあります。
それは靴がもたらす足の匂いです。
成人した大人の足はもちろん、小学生の子供の足でさえ大人なみに立派な匂いを放ちます。
足の匂いは、靴に染み付いた匂いが足に再びついてしまうことで起きていました。
そしてその靴の匂いは、靴の中をしっかり乾燥させないことに原因がありました。
私たち家族は、足の匂い撲滅運動を掲げて、靴に匂いを染み込ませないような取り組みをしています。
まず大切なのは、靴を水から守ることです。
そのためには靴専用防水スプレーが欠かせません。
様々な防水スプレーが売られていますが、個人的見解としてはあまり安いものはお勧めしません。
スプレー特有のアルコール臭が強いばかりで、スプレーをした後の床が異様に滑るのが特徴です。
ある程度名の通った、靴専門店でも販売されているようなメーカーのものをお勧めします。
雨や雪が降る日は、出かける前に多めにスプレーします。そのことにより靴の中に水分が入り込むことを大幅に軽減してくれます。
雨や雪が降った日は、足に冷たさを感じていなくても多少の水分は吸い込んでいるものです。
靴は玄関に放置したままではなく、暖かく乾燥した部屋に置くようにします。
北国であれば暖房機器が置いてある部屋がベストでしょう。
さらに濡れが激しい時は、我が家では布団乾燥機を使っています。
最近の布団乾燥機は、ブーツなどを乾燥させるためのノズルがついているものがあります。
機械の力で1時間も強い温風を送り込めば、あっという間に靴の中を乾燥させることができます。
同じ靴を連日続けて履かないことも大切です。
充分に乾燥しきっていない靴を履くことで、雑菌を閉じ込めたままの状態になります。
最低でも24時間は間隔をあけることで、一足の靴だけに臭いが集中することがなくなります。
靴にもしっかり休息時間を与えてあげましょう。
靴に中敷きを使うことも有効な手段です。
今100円ショップでもたくさんの種類の中敷きが売られています。
靴の形状に合わせて自分でカットすることができ、感触などクオリティの高いものも多いです。
あえて安い中敷きを利用することで、惜しみなく頻繁に買い換えることができます。
以上、足の臭いを防ぐ靴のメンテナンス方法をいくつか紹介しました。
靴の中の蒸れを出来る限り除去することで、匂いの問題もだいぶ軽減されました。
出来れば子供の学校の上靴も同じようにしたいのですが、なかなかそこまで対応できないのが現実ですね。