人は君の足下、その靴を見ているのかもしれない。

人は君の足下、その靴を見ているのかもしれない。

靴って洋服と同じで、四季折々で選ぶものが違って、四季だけではなく、例えばスニーカー一つにしても一足だけではなくて、何種類かを持っていてコーディネートに合うものを選ぶものかと思います。

その服の色味と合わせる靴のレパートリーが気付けばシューズロッカーに増えていき、オシャレの必需品でもあるかと思うのです。

だけども洋服は小まめに洗濯をするなり、その中でも大事な選ばれし服ならお金を掛けてまでしてクリーニング専門店へと施しをお願いするというのに、靴って、それに比べれば綺麗にする意識を案外そこに向けてなかったというのが、ちょっと前までの私だったりするんです。

けれども、何かの番組で、実は「人となり、は足下から始まる」のような、案外人は他人の足下ってのを見ているというのを見て知って、その番組の後にちょっとハッとして自分の靴を見に玄関まで行ったのです。

すると、幾つものレパートリーはあって、一見はオシャレとでも騙せてしまいそうに見えるのに、まずは季節的にスニーカーを一つ取り出してみれば、歩いた分だけの土汚れがついているわけで、今までこれを全く気にしていなかったって事がちょっと恥ずかしく思えてしまったんです。

綺麗な洋服を着ていても、結局は足下で、見える人には見抜かれていたんだな…と思ったら、（よし！磨こう！）と昨日までより足下を大事に、靴のケアを大事にしようと心掛ける意識を持つようになったんです。

スニーカーのみならず、ブーツ、サンダル、パンプス類など全てに関してなのですが、職人さんの技程徹底的にというわけにはいきませんし、そんなんじゃきっと嫌になってしまうので、出来る程度の簡単な事しかしていませんが、スプレーして汚れを落とす方法だったり、ちょっとのケアで綺麗を保たせる事が出来るグッズがあるので、そんな程度でしかやってはいないのですが、それでも目に見えるものとモチベーションまでもが何か違うのです。

それだけでも、ちょっと外に出る足下に自信が持てるというのか、洋服だけじゃなくて、靴って、値段云々よりも、幾ら値が張った靴だとしても、汚れたまま履き続けているのでは全く価値ってガタオチだったよな、と気付いたんです。

最近はスニーカーを履く機会がとても多いのですが、アクティブに出掛けた休日後なんかも、ちゃんとケアをする癖が付いてしまった気がします。

どんなに美人さんでも、顔だけで中身が伴っていないのと同じで、私は極々普通な者なので、少しでも自分に自信、そしてそれを高めてくれるアイテムとして、靴を疎かにしちゃいけないなって、思ってます。

見られていないと気にしていない所こそ、見てくれている人も多いかもしれないので、靴、そしてケアって侮れないです。